4月2008

☆体力測定☆

今回よりこのブログ記事の投稿をスタッフが何名かで担当制にして更新いたします。様々な視点から、デイケア『それいゆ』のご紹介をさせて頂きたいと思いますので、更新を楽しみにして頂きたいと思います。 
 
 『それいゆ』では、身体を適度に動かす事で利用者の皆様に、いきいきと元気に毎日を過ごして頂きたいと考え、活動として毎朝ラジオ体操を取り入れたり、曜日ごとにダンスや太極拳など、利用者の皆様の体力や身体機能の維持に働きかけられるようプログラムを取り入れています。
 そして、評価の一つとして定期的に体力測定を行っています。
 握力・片足立ち時間・棒掴み・リーチ(どこまで届くか)といった項目を週1回1項目のペースで利用者の皆様にご協力頂いて運動機能の改善・維持がどの程度出来ているかなどを評価しています。
 
 今回は、『それいゆ』で行われている体力測定の内容について紹介させて頂きます。
 ☆握力測定☆
日常生活動作において問題なく使える力があるかといった評価の意味があります。目立った改善はあまり見られないのですが、知らぬ間に悪化している場合によいチェック方法となります。
☆片足立ち時間の測☆
片足立位保持時間の維持がどの程度出来るかを目を開けたままで行います。「めまい」や「ふらつき」の訴えが原因でバランスが保持できない方や下肢の筋力が低下している方などの評価となります。片足立ちが安定して行えれば下肢の筋力の維持やバランスの維持・改善となります。
☆棒掴みの測定☆
メモリのある棒を落とし、それを瞬時に掴み、瞬発力をみます。棒を落とすときには掛け声をかけて掴んで頂くので、指示に対する動作能力や反応の速さを測定します。
☆リーチ☆
足の位置を動かさないように、バランスを崩さないように注意しながら出来るだけ手を伸ばして、どこまで手が伸ばせるかを評価します。これにより日常生活においてどの程度遠くのものに手を伸ばせるか、腕がどの位動かせるかをみることが出来ます。


今回の更新担当は作業療法士(OT)、加藤でしたm(_ _)m