大正琴演奏会~懐かしい音色を堪能~
8月29日(火)午後のひと時に、どこか懐かしい音色が聞こえてきました。
時は大正時代、世間では「大正デモクラシー」が盛んに唱えられ、建築界では、西洋文化を取り入れた日本特有の建造物などが盛んに造られ始めていたこの頃、音楽界でも新しい旋風が巻き起こっていました。
西洋の模倣ではなく、日本独自の音楽観を探求していた森田吾郎氏は、タイプライターにヒントを得て「大正琴」を誕生させました。
ふるさと~知床旅情~われは海の子~野崎小唄~松原遠く~ここに幸あれ~瀬戸の花嫁~海~風雪ながれ旅・・・・懐かしい音色と懐かしい楽曲の数々。皆さん自然と口ずさみ、涙する人もいました。
演奏は「ローズマリー」という名前の3姉妹グループ。ボランティアなのですが、はるばる遠くからいらしてくださいました。当施設のほか、いろいろな施設の慰問をされているそうです。
3人の奏でる3重奏は、音に深みがあり心の奥底まで響いてくる感じでした。とてもすばらしい演奏をありがとうございました。またぜひいらしてください。