こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。
今年の肌寒い日々だな・・・と思っていた梅雨が明けたとたんに猛暑ですね!!
未だ、体が暑さに慣れません・・・。
私も皆様も熱中症に注意して過ごしたいですね。
ちなみに、脱水については、石原が参加したすぎぴょんcafeで話題になったみたいですね。( こちらをクリックすると該当記事が開きます )
さて、7月30日(火)は令和元年度第一回認知症疾患医療連携協議会を開催しました!
この、認知症疾患医療連携協議会は認知症ケア・支援に携わる方を対象にお互いに知識を深めたり、連携を検討する場です。
今回の協議会では利根医療圏域を中心とした地域の、医療機関・地域包括支援センター・居宅介護支援事業所・訪問看護事業所・介護保険サービス事業所などから、ケアマネ・看護師・保健師・作業療法士・理学療法士・相談員など総勢126名の方が参加されました!
私は開会のあいさつをさせていただきましたが、その際に、
『若年性認知症支援支援コーディネーター』の松本さんのご紹介&一言いただきました!!
若年性認知症という病気は、発症年齢が平均53歳といわれており、高齢期で発症する認知症に比べて、雇用の問題、子育ての問題、親の介護問題など、社会的困難が重なりやすい状況があります。
埼玉県では、若年性認知症支援コーディネーターを設置し、ご本人、ご家族の支援に取り組んでいます。
今回、松本さんが協議会に参加されるとのことでしたので、ご紹介させていただきました。
(参考: 埼玉県若年性認知症に関する取り組みについて )
あいさつの後は・・・
講演『認知症のリハビリ~作業療法士の視点から~』です!!
講師は、当院コメディカル室 作業療法士の清水です♪
内容としては、大きく3つのテーマについてお話しいただきました。
・リハビリテーションとは
・認知症とは
・作業療法とは
私たちは、よく『リハビリ』という言葉を耳にしますが、
リハビリって何だろう?作業療法士の視点って何だろう?と改めて知ることで、
私たちの日々の本人や家族への関わり・声掛けのヒントや、
支援者同士の連携のしやすさにつながるかな?と思い、今回のテーマにしました。
私も含め、具体的な例をもっと知りたい!という思いもあると思いますが、
はじめに考え方を理解するところから、実際の実践・応用になると思い、講義部分多めな会としました。
参加された方からも『わかりやすかった!』『事例をもっと聞きたい』『実践編を希望します!』などの声をいただいております。
ということで、今年度、事例を多く取り入れた実践編についても企画中です♪