こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。
あっという間に2022年が終わりますね・・・。皆さん、今年はどんな年でしたか?
去る11月26日は杉戸町高齢介護課から協力依頼を受け『杉戸町認知症高齢者徘徊声掛け模擬訓練』に参加をしました!
声掛け訓練では、
・認知症についてと関わり方についての講義
・杉戸町で採用している見守りシールについての説明
・声掛け訓練
(地域包括支援センター職員などが本人役に扮し、実際の場面を想定したロールプレイ)
・福祉用具体験
・総評
・閉会 ということを行いました。
当院からは講義と総評を私が、本人役をリハビリテーションセンターそれいゆの職員が協力をしました。
加した方からは
『講義を聞き、声掛けのポイントがよく分かった』
『講義をふまえても、実際に声をかけてみるとなると、どこからどうしていいのか難しさを感じた』
『実際の場面を想定しても、相手が認知症なのか分かりにくく、声をかけてみることにとても勇気が必要だった』
『認知症かも?等気になることがあったらすずのきさんに相談してみようかな』等の感想がありました。
このような機会を通して、認知症という病気や、
お互いに地域で支えあうとは・・・等を考える機会の一助になれば・・・と思います。