こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士 栗原です。
10/5(木)に蓮田市内の中学校で、認知症サポーター養成講座を行いました。
今回は通常の方と認知症の方の脳の模型を用いて違いを説明する場面で、中学生の皆さんにも参加していただきました。
模型を比べてどんな違いがあるのか、記憶や認知機能の部分でどのように違うのかを実感して頂けたかと思います。
また、認知症の方への対応の悪い例と良い例を寸劇で行いました。
悪い例の後にどのような対応をすれば良かったのかを考えてもらいましたが、「もっと優しい言い方が良かったと思う」「(財布がないというおばあちゃんに)『またなくしたの』ではなく、一緒に探してあげるといいと思う」といった思いやりのある意見が多く聞かれました。
今後も蓮田市内の小・中学校で認知症サポーター養成講座を行う予定があります。
今年も残り2ヶ月ですが、サポーターを増やして助け合える地域になれるように頑張りたいと思います。