久喜市家族介護講演会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

10月31日は久喜市家族介護講演会がありました。DSC_2251

今年は『認知症の理解とストレスに立ち向かうには!~気づいていますか?自分の”ちょっとした”変化に~』というテーマで当院の職員が講師を務めました!!

内容としては・・・・

『認知症と認知症疾患医療センターについて』を私から。

『ストレスとストレスマネジメント』を臨床心理士から。

『実践!ゆるめる体操!&脳トレ体操!』を作業療法士から。

それぞれ講演を行いました。

講演には介護者の方、市民の方、民生委員の方、支援機関の方など約80人の参加がありました。

 

介護を考えた時に、もちろん、認知症を患われているご本人について、疾患や対応方法などの知識を得るという事は良くあると思います。ですが、介護者自身の健康、メンタルヘルスについて触れる機会は意外と少ない印象があります。

介護を続けていくうえで、介護者の健康は不可欠です。

介護者が倒れてしまっては、ご本人の生活も成り立たなくなります。

大事なのは、認知症についてや介護者自身の健康についての知識を得るだけでなく、『困った』『どうしたらいいのだろう』『つらい!』と言った状況や気持ちを抱え込まないという事だと思います。

このような機会を通して、認知症になっても地域で安心して暮らしていける・・・そして認知症の人を支える側も安心して暮らしていける地域や体制ができたらな・・・と思います。