こんにちは。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。
11月17日の栗橋地区のオレンジカフェに続き、
18日は久喜地区のオレンジカフェに参加をしてきました。
会場は、久喜市中央公民館4階会議室でした。
窓からは隣の児童遊園の高揚した大きなイチョウの木がよく見えます。
素敵だな・・・と思い、写真に撮ってみました。
・・・雰囲気は伝わりましたか・・・・?
さて、今回のオレンジカフェでは、
『本人が受診に乗り気でない場合どうしたらいいか?』というお話がありました。
オレンジカフェの話題に出たように、
受診の声掛けに悩まれる方は少なくありません。
対応のどんなところで悩まれるかというと・・・
・『私はどこもおかしくない。』
・『今はまだ大丈夫。』
・『私を病人にしたいの?』 などと言われてしまうそうです。
そんなご本人に対して、
・『一度はちゃんと見てもらおう』
・『あなたのことが心配だから』
・『何もなければお互い安心できるよね』
・ご家族の中で一番本人が話を聞く関係の方から促してもらう などの
声をかけて、受診される方もいらっしゃいます。
どんな内容の声掛けがいいのかを考える1つの要素としては、
ご家族が心配しているように、ご本人も『何かおかしい』『あれ・・・?』
『認知症だったらどうしよう・・・』と言葉には表さないとしても、
そんな心配な気持ち、不安な気持ち、否定したい気持ちがぐるぐるしているかもしれません。
そんな時、どんな言葉が安心できるでしょう・・・?
関わり方・声かけには『これを言えばバッチリ!!』というものはありません。
悩ましい時は、認知症疾患医療センターやお住いの地域包括支援センターに相談してみることも1つです。
気温がだいぶ低くなってきましたので、皆様、体調にはご自愛ください。