はすたけ団 in 蓮田松韻高校

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

さる10月6日は蓮田松韻高校で、認知症サポーター養成講座を行いました。

まずは、認知症について。脳の機能や認知症の種類の特徴について説明。

次に、認知症の症状と、ご本人の事を考えることについて。(「認知症」の人、ではなく、その人をとらえることの大切さを説明)

認知症の診断や治療、リハビリについて説明。

声かけについて、寸劇を通して悪い例と良い例の説明

後ろから声をかけるとびっくりしてしまいますね。

急に腕をつかむことも相手を驚かせたり不安な気持ちにさせてしまいますね。
声をかけるときは、目線を合わせてゆっくりが大切ですね。

最後に、ヤングケアラーと相談窓口について紹介しました。

毎回思いますが、このような機会を通して、病気や関わり方について理解が深まったり、身近な方で介護にお困りの方がいたら必要な支援者につながるきっかけになれば・・・と思いました。

10月のはすたけ団

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

更新が遅くなりましたが、10月にはすたけ団の協力をしました。

はすだけ団とは、蓮田市在宅医療介護課や地域包括支援センター、蓮田市内の介護事業所などと協力して行っている小中学生向け認知症サポーター養成講座の事です。

10月も蓮田市内の2つの小学校で認知症サポーター養成講座を行いました!

10月5日は蓮田南小学校、10月13日は蓮田黒浜小学校で行いました。

講義から紙芝居まで、とても熱心に時に元気よく参加されていました。

このような機会を通して、高齢になってもお互い安心して暮らせる地域を作っていけるきっかけになれば・・・と思いました。

令和4年度第一回認知症疾患医療センター研修会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

去る10月21日(金)に令和4年度第一回認知症疾患医療センター研修会を開催しました!

この研修会は、医療保健福祉介護関係者と共に、認知症に関する知識を向上すること等を目的とした会です。

今回は『認知症のケアについて~それいゆの実践から~』をそれゆ職員より講義いただきました!

認知症のケアについてから、実践内容について、看護師、作業療法士、介護福祉士、精神保健福祉士と各職種からお話しいただきました。

認知症のケアを考えるときに病気や症状の特徴だけでなく、ご本人にどんな歴史があり、どんなことが好きで、どんなことが嫌いで・・・など、一人の人として知り、対応を考えていくことも大切な要素です。

また、参加した方から『ケアについて改めて考えさせられた』『とても分かりやすかった』など感想をいただきました。

ケアに正解がないからこそ、今回のお話が日々認知症のケアや支援に携わっている方の振り返りや何かのヒントになり、明日からの関りがよりいいものになっていけたらな・・・と思います。

・・・研修会開催の裏側として、それいゆで各職種が内容の打ち合わせをしているところです・・・!

10月のオレンジカフェ

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

10月に参加したオレンジカフェについて紹介したいと思います。

①オレンジカフェ in イリーゼ久喜

10/18(火)有料老人ホームイリーゼで初開催!

地域でボッチャを行っている団体の皆さんがボランティアとしてご協力いただき、参加者みんなでボッチャを行いました!!

ボッチャ・・・改めてルールを聞いて、私は主に見学(ご家族の方とお話しをメインに過ごしていました)

ボッチャ、奥深く面白い!!

はじめての方でも、腕の力があるなし、立ってても座ってても、誰でもできる!

時に笑いあり、スーパープレイありなど、とても楽しい時間となりました。

お話しの方も、最近の過ごし方や、ご家族が気になっていることなどお話しすることができて、こちらも楽しい時間となりました。

このオレンジカフェは久喜市社会福祉協議会・久喜東地域包括支援センターが企画をされていましたが、また、開催されると良いなと思います。

②すぎぴょんカフェ

10/21(金)に杉戸町内のウエルシア薬局で開催されました。

今回は、参加者がいらっしゃらなかったため、地域包括支援センター職員の方からケースについての個別相談でした。

ご本人も、ご家族も、ケアマネも、包括も、もちろん私もですが、全て一人で整理することや解決できないことはたくさんあります。そんな時は、相談機関にお話しして、違った角度から考えてみることも、よりよい状況につながっていくきっかけになるのかな・・・と思いました。

③オレンジカフェ in 鷲宮

会場近くの木々が赤や黄色に色づいた10/26に開催されました。

初めての参加の方から、介護を卒業された方までご家族の参加が多くありました。

一緒に住んでいるからこそ思うこと、離れて暮らしているからこそ思うこと、立場が違えどいろんな形でご本人の事を想う気持ちを改めて考えされられる会でした。

オレンジカフェは各地域で開催されています。気になる方は、お住いの市区町村高齢介護担当課や地域包括支援センターにお問い合わせいただければと思います。

はすだ支えあいサービス連絡会

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

10月13日は、はすだ支えあいサービス連絡会で講話をしてきました。

はすだ支えあいサービスについては こちらをクリック (蓮田市社会福祉協議会のホームページに移動します)

連絡会では、支えあいサービス事業について事業報告や対応事例の共有があり、最後に講話という内容でした。

私がお話ししたことは『関わりの中で大切なこと』です。

支えあいサービスで日々対応する中で、こんな時どう対応したらいいのだろう?等と考える機会があるそうです。今回は私が相談支援を行う中で大切に思うことを共有させていただきました。

関りには正解はありません。正解がないからこそ大変に感じたり、やりがいを感じたり様々です。そんなお話をしてきました。

講話のあとは質疑応答で、実際にこんな時どんな対応があるだろう?などを参加した皆さんと共有しています。

私自身、今回改めて、支えあいサービス事業について理解を深めることができましたし、講話の内容を考えることを通して日々の振り返りにもなりました。

支えあいサービス事業は、社会福祉協議会で行っています。

もし、気になることがありましたら、お住いの市町村社会福祉協議会に問い合わせしてみるのも良いかもしれません。

このような機会を通して、機関と機関、人と人がつながり、必要な時に必要な資源につながることができる地域づくりのお手伝いになれば・・・と思います。

市民後見人養成講座

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

夜の冷え込みが強くなり、一層秋の訪れを感じるようになりましたね。

去る10月11日(火)は久喜市市民後見人養成講座(基礎編)で講師をしてきました。

私は『認知症(高齢者)の理解』についてお話をしました。

このような講座を通して病気や対応についての理解を深めるきっかけになれば・・・と思いました。

9月のオレンジカフェ

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

秋の訪れを感じ・・・いや、寒すぎ!!と思う日が続いていましたが、いかがお過ごしでしょうか?

更新が遅れましたが、9月はいくつかオレンジカフェに参加をしてきました☺

❶久喜中央地区

今回、初めて参加される方も多くいらっしゃいました。

ご家族という立場の方が多く、日々の対応に悩んだりモヤモヤ、イライラすることもある状況を語られる方もいらっしゃいました。

その中で、介護を卒業された方の話が印象的でした。

(この方は、他の方と同じようにご本人の対応に様々な工夫をされたり、ご自身も色んな葛藤がおありな状況が多くあったようです。)

『~べき』を手放していくと少し気持ちが楽になった・・・そうです。

例えば『(苦労をしているのだから)私の話を聞くべき』『(私がこんなに時間を割いているのだから)私の言うことを聞くべき』等。

認知症の方との関りに限らず、『~べき』を手放すことは人と人との関わりの中で自分自身の気持ちが楽になるな・・・と思いました。

❷栗橋地区

ご家族の立場の方の参加がありました。

対応の工夫について、楽しい話、対応が大変な話、色んなお話を聞かせていただきました。

その中で、利用している社会資源について少し触れました。

自立支援医療制度、精神障害者保健福祉手帳、障害年金です。

病気によって、生活のしにくさが続いているときに活用できる制度となります。

気になった方はお問い合わせください。

❸菖蒲地区

地域でボランティアをされている方の参加が多くありました。

気になる方にどのように関わってみようか・・・

ご自身の家族で気になる方がいる・・・など色んなお話がありました。

今回も、それぞれで新たな発見や日々の振り返りとなる気づきがたくさんありました。

また、初めて参加された方の多くが『広報を見て参加することにしました』とおっしゃっており、改めて、広報くき8月号の反響の大きさを感じました。

(広報くき8月号のお話・・・こちらをクリックすると該当記事に移動します

オレンジカフェが気になった時は、お住いの自治体高齢介護課などで開催を確認いただければと思います。

8月のオレンジカフェ

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

本日は中秋の名月ですね・・・!

そんな今回は8月に参加したオレンジカフェについてです。

①8/19(金)すぎぴょんカフェ(杉戸町)

私は個別相談の対応をさせていただきました。

オレンジカフェはみんなでお話しをするだけでなく、希望があれば、個別でお話を伺わせていただくこともあります。

オレンジカフェでの相談対応が気になる・・・!という時は、主催者にお問い合わせください。(杉戸町の場合は高齢介護課です)

②8/24(水)オレンジカフェ@鷲宮地区(久喜市)

今回は、初めて参加された方がいました。広報くきをご覧になったのが参加のきっかけだそうです。(広報くきのお話はこちら

日々のケアの話、介護を卒業したあとの話、色々なお話がありました。

『悪いところもあれば良いところもある』

『言葉尻をとらえるな、感情をとらえろ』

印象に残る言葉でした。

日々の対応について、これからも元気でいるために・・・

想いの発散、日々の振り返り、ヒントを得る・・・

色んな想いや考えに触れることができる場だな・・・と改めて思いました。

認知症サポーター養成講座 in 蓮田市役所

こんにちは。

久喜すずのき病院 認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

8月2日(火)は蓮田市職員の方を対象に認知症サポーター養成講座を行いました!

その時の様子を写真で紹介します。

まずは、課長さんの挨拶
消防の方も参加いただきました。

お仕事場面に限らず、日常生活の中でも参考になれば・・・と思います。

広報くき8月号に掲載されました

こんにちは。

久喜すずのき 病院認知症疾患医療センター 精神保健福祉士出井です。

今回、広報くき8月号では『認知症と共に生きる』特集が組まれ、
相談窓口の一つとして当院の認知症疾患医療センターが紹介されました!

内容については下記URLよりごご覧ください。

認知症疾患医療センターが掲載されているページはこちら↓
https://www.city.kuki.lg.jp/shisei/koho/kuki/kohokuki_r04/koho202208.files/a_04-05.pdf

広報くき8月号はこちら↓
https://www.city.kuki.lg.jp/shisei/koho/kuki/kohokuki_r04/koho202208.files/01-32.pdf

このような機会を通して、医療や支援が必要な方がつながるきっかけになればと思います。