先日、高齢者病棟で行っている回想療法の卒業式を行いました。
回想療法とは、高齢者の方、数名でグループを組み、共通する話題を選び思い出を語り合うというものです。
効果としては、気持ちを和ませ、感情を安定させる、話をする事で孤立感や孤独感を癒し、楽しい時間を過ごして頂くことより、精神面や行動面での安定が得られるといったものがあります。
今回は『菊の会』と名前をつけて、いろんな思い出話をしていきました。
先日、このグループの卒業式という事で、卒業証書をお渡しました。
『昔の話が出来て楽しかった。』
『もう終わりかと思うと少しさみしい。』
『昔のことを話す事で気持ちの整理になった。』
『こんな年寄りの話を聞いてくれてうれしかった。』
『卒業証書をもらえてうれしかった。』
などなど、様々な感想をもらう事ができました。
昔の思い出話をするのってすごくいいですよ!
皆さんもぜひ、ご家庭でやってみてください。