実習生さんより感想が届きました。

こんにちは。久喜すずのき病院 作業療法士の山本です。

実習できていた学生さんより、実習の感想が届きましたので紹介したいと思います。

<Sさん>

この度は3週間の評価実習でお世話になりました。

実習では、作業療法士の皆様が優しく指導して下さったため、積極的に質問でき、多くの疑問点を解消することが出来ました。プログラム後のフィードバックでは、私のまとまらない感想や質問を解釈して下さり、優しく回答して下さいました。「よく見てるね。」「そこに気づくなんてすごい」と褒めて下さることもあり、自信を持ちながら実習に取り組むことが出来ました。その先生の方の指導から、「作業療法士は人の良いところを見つけて伸ばす仕事」だと、実感することが出来ました。

先生が忙しい時には、他の実習生に疑問点を相談できる環境もあり、あまりにも環境が良かったため、あっという間に実習が終わったように感じました。

すずのき病院で学んだことを忘れず、次の実習までに、作業療法士を目指すものとして、人との接し方(良い点を見つける、褒めて伸ばすことなど)を意識していきたいと思います。この度は3週間に渡り、ご指導ありがとうございました。

<Sさん>

7週間ご指導いただきありがとうございました。

毎日、各病棟のプログラムに参加させていただいき、疑問に思ったことは振り返りで丁寧に教えて頂いたため、たくさんの事を学ぶことが出来ました。実習で学んだことの一つは、患者様との関わり方です。実習当初は患者様と話さないと、何を話そう、と考えてしまい上手く関われないことが多くありました。そのような悩みを各病棟の担当の作業療法士や指導者の方に相談したところ、詳しく考えを教えて下さいました。その結果、無理に話そうとするのではなく、近くで作業するだけでも場の共有・気持ちの共有ができると分かりました。また、患者様の気になる行動があってそれがどうなってほしいかという結果がある、それを実現するために自分がすべき行動がある、という考えを学びました。これらの考えを教えて頂いたことで、自分は作業療法士という相手を治療するという立場になるということを意識できました。これまでの自分の患者様との関わり方は、一緒に活動して話をしてという誰にでも出来るようなものであったと思います。今回の実習でその関わり方ではだめだと気付くことができたこと、治療的な関わり方を知り意識できるようになったことはとても大きなことでした。この他にも学んだことはたくさんありました。しかし、まだ身についたものではなく、知識を得たという段階だと感じています。今後、学んだことを活かしていき、「できる」と言えるようにしていきたいです。実習中お世話になった皆様に、深く感謝しております。7週間本当にありがとうございました。

<Nさん>

8週間実習させて頂きありがとうございました。私は主に高齢者病棟に入らせて頂きました。最初は、患者様とどう関わっていけばよいか、どう介入していけばよいのか分からず疑問と不安だらけでした。しかしプログラムごとのフィードバックでOTRからの丁寧なご指導を頂き少しずつ疑問と不安が解消されてきました。患者様にどう介入していくか考える前に、まずはその患者様一人ひとりを知ることが大事なのだと思いました。名前を覚えながら多くの患者様と会話し、プログラム中は観察していくことを実践しました。その結果、患者様から笑顔を引き出すことができ、意外な一面を知ることができ私自身うれしくなり自信にもなりました。また、OTRから良かった点、できていた点などたくさん褒めて下さり、さらに自身にもつながりました。その都度、わからない点もアドバスして頂き参考にさせて頂きました。今回の臨床実習では改めて作業療法の良さ、素晴らしさを実感することが出来ました。患者様の性格や経歴に応じた役割の持たせ方、興味のある活動から元気な部分を引き出していき楽しんでもらうこと、動くのが難しい患者様でもその場を共有できるという見方、そのようなことを学ばせて頂きました。今後は、この実習で学んだことを活かし、これからの実習や日々の勉強を頑張っていきたいと思います。この度は、大変お忙しい中、ご指導頂き本当にありがとうございました。

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