こんにちは。久喜すずのき病院作業療法です。
このたび8週間の臨床実習を終えたKさんと4日間の見学実習を終えたKさんから
実習の感想が届いております。
Kさんの感想
今までの実習では治療を少し離れたところから見学していることが多く、あまり積極的・主体的に実習を送れていませんでした。今回の実習ではレクの司会や会話をするなど多くの患者様と直接接する機会を頂き、それぞれの方がどのようにしたら楽しく感じていただけるのかを考え、行動することができたと思います。
初めの頃レクの司会では、どんなふうに行うか細かく設定してから行い、予想外のことが起こると焦っていました。しかしOTRの方達は患者様の反応を大切にされており、そのようにその場で起こることをマイナスではなくプラスと捉え、活かしていくことが大切だと気づきました。そのように気づいてからはレクで予想外のことを、探していこうという気持ちに変わり、楽しく司会をすることが出来ました。
以前の実習では自分の関わりによって患者様が良くなったとは思えず、申し訳ない気持ちになりました。今回は、例えば患者様との会話では、その方が話す前よりも楽しそうな様子に変わることがあり、患自分自身が関わることで、その方に良い変化をもたらすことができると感じられ、やりがいや嬉しさを感じられました。
また、こちらのOTの方々はとても楽しそうに働いていらっしゃるように感じられました。そのような雰囲気の中では質問や意見を言いやすく、楽しく学ぶことができました。
素晴らしい実習地で8週間過ごすことができ、とても楽しく、また勉強になりました。本当にありがとうございました。
Kさんの感想
今回は4日間という大変短いい期間でしたが、とても実りの多い実習をすることができました。
私は今回の実習での大きな目標として、「コミュニケーションの取り方を学ぶ」「積極的な行動を心がける」の2点を掲げていました。実はこの二つは私にとって苦手な部類のことであり、前回の実習でもスーパーバイザーの先生にたくさん指導を頂いた事でした。今回も目標が達成できるか正直自信がありませんでした。
しかし、今回は初日からそんな不安も軽減してくれるような、すずのき病院特有の明るい雰囲気の中、実習が出来ました。朝の会で実習生が今日の予定と目標を言うのは、緊張しましたが、この日課があった事で、一日一日を明確な目標を持って過ごす事が出来ました。
また自分の良いところをデイリーノートで上げるのもとてもよかったです。実習というと自分の至らない点ばかりに目が向き、苦しくなってしまうことが多かったのですが、一日を振り返り、自分の良いところを上げる事で、今の自分の良いところ、出来ている所にも目を向ける事が出来ました。このおかげで結果として、現在の自分というものを客観的に捉える事ができ、未熟な部分を伸ばそうと励む事が出来ました。
今回の実習のおかげで、精神科OTの様子を知るねらいの他にも、実習の臨み方というか、有効な自分のモチベーションの高め方を知ることが出来ました。今後の実習でも、毎日の目標をしっかり持って、充実したものが送れるように、生かしていきたいなと感じました。
とても楽しくあっというまの4日間でした。ご指導いただいた先生方、有難うございました。
KさんとKさん、二人とも感想ありがとうございました!!
これからもがんばって良いOTになってくださいね!