みなさん。こんにちは。久喜すずのき病院OTです。
5月23日に精神科OTにて事例検討会行いました!
今回は、
「ふとんをかけてください」と話される方に対しての関わり
「一般病棟での長期的入院の患者様への役割的アプローチの事例 」
の2事例について検討を行いました!
参加した方の感想です。
Dさん 作業療法士 1年目
ふとんをかけるという行為自体、一見OTの参加には遠のく行為にも思えます。しかし、それよりも大切なのは、患者様の要求に丁寧に耳を傾け、そして寄り添うということ。これが患者様の気持ちを大きく、動かし、参加につながったのだと感じました。
Mさん 作業療法士 1年目
幻聴に行動が左右される患者様へのアプローチは難しいと思いました。
しかし、だれかのための役割的活動(病棟の大きなカレンダーづくりやOTの手伝い的な塗り絵の整理、看護師の手伝い的なものなど)を利用して、病棟での(入院生活での)役割、居場所の獲得から、OTへの自発的な参加へつなげていけないか、似た症例を担当したときにアプローチしてみたいです。
できることとできないことがあるとは思いますが。
Sさん 作業療法士 2年目
うつの症状で共通する陰性症状の中で、患者さんを早期からOTへ参加してもらうことにだけ注目せず、関係性づくりや患者さんの要望などを受け止めることで、良い関係がつくられていくと改めて感じた。
Tさん 作業療法士 2年目
「OTには参加してはいけない」ととらえている方に対して、誰かと一緒にできる場を設定し、(小集団での活動)したり、誰かのためにという役割を与えることで、参加することができる方もいるというのは勉強になりました。
「楽しく単純な活動」というのは、自分の日々考えていたり、患者様が感じる「飽き」ということも考えているので、私も同じ悩みがあると思いました。
Wさん 作業療法士 3年目
入院したばかりの方に対し、無理に外にOTにでるように誘うのではなく、まずは本人の訴えに耳を傾えことが大切だと思った。
そこから得られた語りを分析し、治療していくことが専門職として必要だと感じた。
Hさん 作業療法士 3年目
精神症状が変化する中で、本人から気づき得ない対象者のやりたい事、楽しいことを引き出すのが大切なのではないかと感じた。またその考えを周りの他職種と共有し、サポートしていくことも大切なのではないかと感じました。
以上です。
久喜すずのき病院精神科OTでは、このように毎月1回院内事例検討会を行っています。
そして、
久喜すずのき病院では、平成26年度4月にも新規作業療法士を募集しております!!
当院で、
☆ 精神科作業療法を学びたい!!
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