みなさんこんにちは。
突然ですが、みなさんは「修身(しゅうしん)」をご存知ですか?
ご存知の方は少ないかもしれません。
修身とは、大正7年から昭和15年に尋常小学校で使われた教科書です。
すずのき病院の回想療法では、修身の教科書を見ながら学生時代を振り返り、お話をしています。
幅広い年代の方に昔を思い出していただくために、修身だけでなく、小学国語絵本巻一(サクラ読本)や
尋常小学唱歌第一学年用なども用意しています。
患者様からは「修身を覚えて、毎日暗唱していました。」
「なつかしいですね。でも、本はもう少し大きかったかな。」
「日の丸の旗という歌、よく歌いました。最近はあまり歌わないようね。」
など、懐かしいという声がたくさん聞かれます。
夏は実家に帰ったりと、高齢者の方と話す機会が多くなる季節です。
みなさんも、おじいさん・おばあさん、またお父さん・おかあさんに「修身」について聞いてはいかがでしょうか。
その方の子ども時代の、意外なお話が聞けるかもしれません(^^)