認知症のOTの実際

みなさん。こんにちは。久喜すずのき病院精神科OTです。

先日、当院のOT新人教育プログラム
「認知症のOTの実際」
の勉強会を行いました!!


認知症のOTについて、歴史的な見地からの話。作業の意義と効果についての分類~当院で実践で行っている作業療法について
ということで、お話させていただきました。



Oさん 作業療法学生
作業療法の歴史や教科書では理解し切れなかったところの理解が深まりました。実際の事例を聴く事で患者様や作業療法のイメージがしやすかったです。
高齢者の方に対してや認知症の患者様に対しての作業療法について改めて考えるきっかけになりました。実習の最初に説明して頂いた患者様だけではなく、患者様を取り巻いている環境なども全て含めて治療対象という話の大切さを実感しました。

Dさん 作業療法士 1年目
認知症のアセスメントを行う際には、疾患ではなくて、症状をみていくことが大切だということに共感しました。また、患者様個体ではなく、その周りにも目を向け、ご家族や周囲のスタッフとの関係を改善していくことが、患者様のQOLを上げ、幸せな生活を送ることに繋がることも忘れずに患者様と関わっていきます。

Kさん 作業療法士 1年目
いつもこなっているOTが、患者様にとってどんな意味があるのか。改めて問われると迷ってしまいそうな時も多かったですが、患者さん個体で考えるのではなく、患者様とそれを取り巻く人々や環境を対象として考えることで、より自分のしているOTの意味が深くなると思いました。自分のしていることに意味があると思うと、モチベーションもあがります。ありがとうございました。」

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