こんにちは。久喜すずのき病院作業療法士の浅野です。
3週間の実習を終えた実習生さんより感想が届きましたのでご紹介します。
3週間、大変お世話になりました。
私は初めての実習だったので、患者さんとの関わり方から全く分かっていませんでした。しかし、久喜すずのき病院では事前に患者さんへの話しかけ方について教えていただき、とても参考になりました。
毎回のプログラム後にフィードバックの時間を設けてくださって、疑問点をすぐに解決することができました。
初めて精神科の病院に来て、とにかく色々な患者さんと沢山話してみたかった私に、沢山の人と関われば良いわけではないことを教えてくださいました。
一人一人の患者さんの表情や仕草に一つ一つ注目し、その日の体調や気分を読み取って関わっていく必要があることを学びました。
患者さんと関わる上で、作業工程を教えてほしいと呼んでくださる方が多く、沢山の作業を知っておくべきなのだと思いました。しかし、「一緒に悩んで場を共有することも大切だ」と教わり、学生のうちからでもその関わり方ならできるのだと勉強になりました。
また、病気の症状としても出やすい患者さんのネガティブな発言に対し、何と返事をしたら良いのか分からない時がありました。職員の方に質問すると、同意するだけでなく、ポジティブに返すことも大切だと教えていただきました。
これらの他にも、口頭の指示ではうまくできない患者さんには、分かりやすく紙に書いて視覚的にアプローチすると指示が入ることがあること、環境設定によっては出来なかった作業も出来るようになることがあること、作業にはそれぞれ特徴があり、それにより参加しやすい作業に個人差があることなど、書ききれないほど沢山のことを学ばせていただきました。
3週間という短い間でしたが、何も知らない私に1から優しく教えてくださり、ありがとうございました。とても楽しく過ごさせていただきました。
今回の実習で学んだことを活かし、これからも勉強し、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。
3週間本当にお疲れさまでした。
これからも様々なことに興味をもち、学んでいってください。
素敵な作業療法士になれることを願っています。