3月事例検討会

みなさん。こんにちは。
久喜すずのき病院 精神科OTです。
先日3月のOT事例検討会を行いました。
今回は3つの事例検討を行いました。
「外来OT事例」
「引きこもりだったAさんへの対応について模索」
「継続的な関わりにより関係性を作ることができた事例」

何となく楽しい雰囲気で事例検討会がスタートしました。

一人一人の困った事例。
または、うまくいった事例について
お互いに意見を出し合っております。

たくさんのOTがいるので、みな意見もそれぞれ違います。
なので、いろんな視点やいろんな考え方を身につけるのに、
とても事例検討会は役に立ちます。


参加した作業療法士からは以下のような感想をもらいました。
Mさん 作業療法士 3年目
「外来OT事例」について
→関わりを持つ上で本人の特性に合わせた対応が必要だと改めて感じた。
そのためにはOTスタッフ間でもこのような事例についてもっと話す機会があればよいと思う。
Sさん 作業療法士 2年目
「外来OT事例」について
OTとして、関わり方や方向性が導き出しにくくなった時、Drの治療方針や、アドバイスから対応を考えていくことが大切と知った。
Iさん 作業療法士 5年目
「外来OT事例」について
Drの意見をきくことでOTでの関わりの参考になることを再認識した。
Drに限らず、積極的に意見を聞くことは大切だと思った。
OT内での特別なイベントへの興味をうまくいかせたらいいなと感じた。
Wさん 作業療法士 3年目
「引きこもりだったAさんへの対応についての模索」について
→長い期間家から出ていなかった方にとっては、病棟ホールも怖い場所になりえると思った。
無理に出そうとするのではなく、患者様の話を傾聴し、ホールやOTに出る事でどんなメリットがあるのか、というところを共に確認していくことが必要だと思った。
Kさん 作業療法士 1年目
「引きこもりだったAさんへの対応についての模索」について
OTに参加する動機づけが、今後DCへ通う際の動機づけにもなりうることに、改めて気づいた。
本人にとって意味のあるOTのプログラムとなるように、目的の共有の仕方など考えていきたいと思った。
Mさん 作業療法士 3年目
「継続的な関わりにより関係性を作ることができた事例」について
継続的な関わりによって患者様の変化をとらえることができていると感じました。
患者様の語りや行動の変化について、私の見逃さないように日々過ごしていきたいと思います。
Sさん 作業療法士 7年目
「継続的な関わりにより関係性を作ることができた事例」について
拒否がある方でも、継続的に関わる事で、相手の方は少しずつ心を開いて下さる事を改めて知れた事例でした。
相手との距離の取り方は、OT自身が苦手意識から距離を置いて関わることもできるが、アセスメントから適切な距離を知ることも大事だと感じました。
Wさん 作業療法士 3年目
「継続的な関わりにより関係性を作ることができた事例」について
殻にこもっている状態の患者様へ関わる時には、どこまでふみこんでいいのか、迷うことがある。
しかし、「私はあなたに興味を持っています。」というメッセージを、伝え続けることは大切だと思う。
そんな継続的な関わりが、孤独感を少なくし、安心感を与えることができると思った。
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