8週間の臨床実習に来ていた学生さんより、当院で受けた実習の感想文が届きましたので、ご紹介させて頂きます。
Sさん
精神科での実習が初めてだったこともあり、実習が始まる前は緊張や不安でいっぱいでした。しかし、実習が始まってみると病棟は明るく穏やかな雰囲気で患者様とも自然に会話することができ、緊張や不安は徐々に解消されていきました。
2か月間の実習を通して、たくさんの患者様とお話をさせていただく中で、作業療法や疾患についての知識はもちろんですが、それ以上のとても大切なことを患者様に教えて頂きました。精神科に入院されている患者様との関わりも、家族や友人との接し方と変わりないのだと知りました。
ケースの方との関わりは、非常に貴重な経験となりました。ケースの方から語られる人生経験は実習の内容を超えて学ぶことがたくさんありました。課題や時間に追われることなく、じっくりとその方と向き合うことができたのは、スーパーバイザーの先生が導いてくださったおかげだと感じ、感謝しております。
今回の実習で得た学びは、今後、臨床で作業療法士として働くうえで、必ず生きる経験だと思います。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
Sさん、お疲れさまでした。素敵な作業療法士になってくださいね。