8週間の評価実習に来ていた学生さんより、実習の感想が届きましたので、ご紹介させて頂きます。
Hさん
2か月のわたる久喜すずのき病院での実習は、実際の現場で動くことによって実践的な事を多く学ぶことができました。
特に患者さんとの関わり方については、学ばせていただいた事が多いです。
初めの頃は、様々な思いを抱えている患者さんに対し、何を話そうかと考えすぎて不自然な喋りをしてしまったりと患者さんからも自分でもわかるような違和感のある関わりだったと思います。
しかし、何度か会話をしたり、その空間や作業を共有することで、様々なコミュニケーションをとることができたり、毎日の様子を見たりして慣れてくると、その患者さんがどうしたらよい方向に向かうのだろうかと常に疑問を持ちながら、自然と本気になって考えていくことができるようになりました。
その時、何よりも患者さんを「個人」として見て、関わることが大切だと改めて気づかされました。
また、レクリエーションも実施させていただき、普段OTの先生方がサラッとやっている事も、実際にやってみると自分でレクの進行をするのに精一杯で患者さんに目がいかなかったです。
何回かやると少し余裕ができ、患者さんがどんな反応をするのか危ない動きをしていないか等を見ることができるようになりました。
今回レクを実施させてもらって、何事も実際に自分で経験してみないとわからないという事に気づけてよかったです。
自分の行動によって、患者さんが笑顔になる、楽しい時間を過ごせる、普段そわそわと座っていられない方がこちらに注目して座ってくれる等、自分が関わることで周りに変化をもたらすことができる可能性にも気づきました。
良い意味で変化をもたらせるよう、自分なりに考えていくことも今後の課題としていきたいと思います。
実習中は毎日自分の入りたいプログラムのアポを取りに行って、準備の手伝いを探し、プログラム後の振り返りにて、聞きたい事をすぐに聞ける環境は、必要なことやわからないことをそのままにせず、自ら聞きにいく積極性を養うこともできました。
2か月前に比べるとできることも増え、多くの視点から物事を考えられるようになり、自分自身成長したと思える実習でした。
臨床でしか学べないこと、久喜すずのきでしか学べない事、本当に沢山学ばせていただき、ありがとうございました。この実習で学んだ事、自分がOTを目指す上で大切にしていきたいと感じたその気持ちを忘れずに、今後の実習や勉強、臨床へ繋げていけるように頑張ります。
2か月間本当にお世話になりました。
2か月間お疲れ様でした。素敵なOTになってくださいね!