こんにちわ。
認知症専門相談センターです。
認知症専門相談センターでは、
認知症にまつわる御相談を受るほか
地域のケアマネさんを対象に研修会を定期的に開催しています。
その研修会も回数を重ね
去る5/17には第7回目の研修会を行いました。
今回は、年度の初めということもあり
久喜すずのき病院 院長の島﨑医師による
「原因疾患別認知症の特徴と治療」の講演と
病棟で働く看護師さんに参加して頂いての交流会が行われました。
当日は業務後のお疲れのところにも関わらず
72名もの方に参加して頂きました。
有難うございました。
ケアマネさんはじめ私たちの仕事では、
当然のことながら毎日認知症の方に関わらせて頂きます。
実際に関わる中で、認知症とはどういう病気なのかを知り
病気の中にあっても、その方の健康さを活かして、その方の生活をどのように支えていくのか
認知症の方と一緒に暮らす御家族様をどのようにサポートするか
などを考え経験を重ねながら認知症について学んでいきます。
今回の講演では
その経験則的に理解してきた認知症について
分かりやすく分類され丁寧に説明をして頂けたことで
漠然とした知識が整理されたという声が多く聞かれました。
その他、皆さんの感想をアンケートからいくつか抜粋したいと思います。
「原因疾患によってよく現れる症状(失禁)があると知り、それを知っていれば事前に対応ができる。」
「治る症状と治らない症状の違いがわかった」
「Drの説明は非常にわかりやすく、説明が丁寧でよかった」
「講義内容は満足したが、もっと長く聞きたかった」
「分かりやすい言葉で説明されていてありがたかった」
「お薬の量と症状の確認の大変さがあることを感じた」
などなど。
また、後半の交流会では小グループに分かれ
日頃の思いや疑問など思い思いの話がされました。
また各グループに看護師さんが参加させて頂きましたが
かなり盛り上がって意見交換がされたようで、
終了のお声掛けをしてもなかなか話が尽きないといった状況でした。
アンケートからの抜粋を紹介します。
「アットホームでよかった」
「とても有意義だっただけに時間が足りず残念」
「疑問が解決した」
「他のケアマネが抱える困難ケースを聞くことができたので勉強になった」
「看護師さんから具体的な対処方法を聞けて良かった」
などなど。
参加させて頂いた看護師さんからも
「ケアマネの皆さんがとても熱心で、話をしていて楽しかった」
「またこういう機会に参加したい」
などの感想を頂きました。
研修会が病院と地域が風通し良く連携していくきっかけにもなりそうで
とても嬉しく思います。
さて、次回はどんな研修会を企画いたしましょうか?