埼葛北障害者生活支援センター・埼葛北障害者地域活動支援センター ベルベール

こんにちは。
”地域での豊かな生活・自分らしい健康的な生き方”を応援するベルベールです。
ベルベールでは、
1、ひとりひとりに向けた生活支援
2、日中活動を通しての交流、地域への貢献活動の支援
をしています。
今回は、「1、ひとりひとりに向けた生活支援」についてご紹介します。
【年に1回の入院を繰り返し、希望の生活に近づけられないでいた○○さんの場合】
ご家族と同居している○○さん。家にいるばかりで何もしないのは、家族に申し訳ないと気を遣い、体調が思わしくないときでも無理をして家事を行っていました。
また、「家計を助けるため」と仕事を見つけては働いていました。しかし、体力や集中力が続かない、人間関係がうまくいかないことで、どの仕事も長続きしません。
このような生活を無理に続けることで、○○さんの生活リズムは次第に崩れていきました。そして、自分では対処しきれないほどに疲れがたまり、入院になってしまいました。
○○さんは、入院をして、健康と規則正しい生活リズムを取り戻し、退院します。しかし、退院してしばらくすると、このような生活に戻ってしまいます。そして、無理をし過ぎてしまい、入院。このように、年に1回の入退院を繰り返すことで、○○さんはやりたいことが出来ずにいました。
ご本人自身、入退院を繰り返すこのサイクルに気付けていませんでした。いつも入院している自分を情けなく思いました。
○○さんは、自分の思っていることを病院のソーシャルワーカーに相談しました。すると、ベルベールを紹介されました。  
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ご本人の希望する生活を目指すための話し合いの場を設定
○○さんは、ご家族、主治医の先生、ベルベールと話し合いました。自分の気持ち、やりたいこと、希望する生活を伝え、今後どのようにしていけばよいか、みんなで相談しました。
話し合いの中で、「家族に気を遣い、無理し過ぎてしまう」ことが、体調を崩すきっかけであることに○○さんは気が付きました。そこで、自分のペースに合った生活を送れるよう、単身での生活を考えていくことになりました。
居住設定の道筋と見通しを立てる
一人暮らしに向けて、○○さんは、まずアパートを探すことになりました。しかし、不動産屋さんへの説明の仕方や物件を借りる段取りなど、わからないことが出てきました。その都度、ベルベールと相談・整理し、ひとつひとつこなしていきました。

一人暮らし開始後の支援

一人暮らしを始めてから、○○さんは、定期的にベルベールと生活の振り返りをしています。その中で、新たに出て来た課題ややりたいことを相談・整理しています。
※青字は○○さんへのベルベールの支援内容です。
そして、○○さんは現在・・・
一人暮らしを初めて1年半、入院することなく、ご本人のペースで生活を続けています。時々疲れてしまうこともありますが、頑張り過ぎる前に相談に来所され、自身の生活を振り返られるようになりました。現在は、「活動の場を広げたい」「対人関係をうまく築けるようになりたい」という目標を持ち、ベルベールでの活動やデイケアに参加されています。

希望する生活は、人それぞれだと思います。そんな皆様の自分らしい健康的で豊かな生活をベルベールは応援します。
・ご自分の希望さする豊かな生活づくりをしたい方
・より健康的に生活したい方
まず、お問合せください。
次回のベルベールからのご案内は、8/30の週です。
これからもよろしくお願い致します。