こんにちは。介護保険室です。
満開の桜も葉桜になり、季節は春から初夏へ。日中は汗ばむ陽気の日もありますが、朝晩は肌寒く、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
4月に入り、新年度がスタートしました。
世の中は増税の話題で持ちきりの毎日でしたが、介護保険の世界でも無関係で
はなく、利用者さん、事業所、ケアマネにとっても頭の痛いことばかりです。
先日訪問した90歳のAさん。集合住宅の最上階に息子さん夫婦と暮らしています。昨年自宅で転倒骨折し入院。リハビリを終了し、先月から自宅での生活
が再開しました。
心配していた階段の昇り降りもご家族やデイサービスの職員の協力で何とか出来るようになりました。
息子さんから、「だいぶ元気になってきたので、○○のサービスはもういらないかな。私も家にいるし・・・」と言われました。
必要のないサービスは、ご本人にとってもご家族にとっても負担になってしまうのだと痛感しました。そばで聞いていたAさんもにっこり笑顔でした。
老後は、施設入所か在宅生活か?
どちらを選ぶかは人それぞれ。考え方は違うと思います。
高齢になって、心身の状態が変わっても、出来る限り自宅での生活が続けられることは、ご本人にとっては、この上ない幸せなのかもしれません。
これからもAさんの笑顔が続くことを願って・・・。