地域連携室です!

こんにちは!
地域連携室です。
今回は4月1日に改正された、精神保健福祉法についてお知らせします。
大きく何が変わったかというと、
医療保護入院制度が変わりました
①保護者制度が廃止になりました。
ご家族の中から保護者を選任していただき、役割を担っていただいていた保護者制度がなくなりました。
②医療保護入院の際の同意者が変わりました。
今までの医療保護入院は、入院の同意に際して、法的に同意者の優先順位が決まっていました。
改正後は、ご家族のうちいずれかが同意すれば、医療保護入院が可能となりました。
※ご家族とは、配偶者、親権者、直系血族、兄弟姉妹、裁判所に選任された扶養義務者、後見人又は保佐人です。
③医療保護入院の方への退院支援が制度化されました。
退院後生活環境相談員が相談に応じます。
地域援助事業者をご紹介します。
・入院時に決めた入院期間が過ぎるときに、入院の継続が引き続き必要かどうかを退院支援委員会で議論します。
と、以上のように大きく変わりました。
これだけ見るとややこしいのですが、ご家族の負担が減ったことや、退院後生活環境相談員(わかりやすくいうと担当相談員です)がつくなど、患者様、ご家族にとっても良いことなのではないかと思います。
まだまだ始まったばかりの改正ですので、今後どうなるのか。
入院の相談や改正のご質問などなど!
疑問なことがあれば地域連携室までご連絡ください!!