梅雨が明けて、毎日本当に熱くなってきましたね。
先日、子供の学校で職業体験がありました。それに伴い家族の仕事を取材してクラスで発表するということでインタビューを受けました。
「ケアマネージャーの仕事ってなんですか?」
いくつかあって、ケアプランの作成が一番よく知られていますが、介護保険の給付管理と相談業務や社会資源への働きかけもしてます。
「どうやってなるのですか?」
これまたいくつかの方法がありますが、ほとんど人は基礎資格というものを持っています。医師や看護師、介護福祉士、社会福祉士、管理栄養士や作業療法士、理学療法士、柔道整復師、歯科衛生士などなど。プラスその仕事について5年以上の経験と規定日数を超えている人が試験を受ける資格があります。試験は1年に1回。合格率は15パーセントくらいです。これに受かって研修を終了して登録が済むと晴れて介護支援専門員(ケアマネージャー)と名乗れます。
「どんな知識が必要ですか?」
介護保険はもちろん、病気やその他の法律や社会保障のしくみを知っていないと仕事が進みません。利用する人が住んでいるところの社会資源や自治体の独自サービスの情報も必要です。
「どんな人が向いていますか?」
口が堅いとか人の話をよく聞ける人とか。フットワークが軽いことも大切だと思います。あとはいろいろな人とつながらないと仕事が進まないので社交的なほうがよいかな。
ふーん、わかった。と取材は終わりました。
(ホントにわかったか?と同時に自分の仕事ぶりを振り返りしばし考える)
翌日の夜。
「今日からケアマネは神になったから。」
「は?????」
「クラスで発表したら『そんな合格率に受かるなんて神じゃね?』って皆が言ってそうなった」
「神??????」
これを読んでくださっている皆さん、最近は中高生が『すごい』という意味に『神』を使うことをご存知でしたか?AKB48もいつも人気上位の7名は神7(カミセブン)と呼ばれるそうで・・。
子供たちが気になったのは合格率だったのか・・・と少々がっかりもしましたが、どういうわけかあのクラスでは神扱いされることとなりました。(実際は神でもなんでもなくいろんな問題に連携を取りながらなかなか忙しく仕事しているのですが)
そこでふと思いました。久喜すずのきの介護保険室にはケアマネージャーが10名います。-ということはAKBをも超える神10(カミテン)?
七福神よりも多いということ?(なんとおこがましい)
こんなに大勢のケアマネージャーがいる事業所は珍しいのですが、これはとても心強いことで『3人寄れば文殊の知恵』ともいいますが、この人数なら3倍を超えるパワーもあるわけで、なにか困難事例だったり、問題があればより良い解決策もすぐに出てくるということ。
この夏、ご実家に帰られて高齢の親御さんに会う方、休み中にご家族の介護のことをじっくり考えたい方、いろいろいらっしゃることと思います。
ケアマネージャーの大事な仕事に相談業務があることを最初に記しましたが、ちょっと疑問でもどういしたらいいの?という悩みでも抱え込まずに気軽にご相談ください。お電話でも、外来の待ち時間でも大丈夫。神10(どう考えてもやはり神とは言い難い)がすぐに対応させていただきます。
長らくお読みくださった皆さんにお礼申し上げます。
暑さ厳しき折、お身体はご自愛くださいね。