こんにちは 介護保険室です。
早いので、2014年も終わりなろうとしています。一日無事に終わったなと毎日思いながらの一年でした。こうして歳を重ねていくのだなと感じています。
先日 肺炎予防と治療 呼吸器リハビリの研修を受けてきました。その中で心に残る話しがありました。
肺気腫の方です。
その方にリハビリをしましょうとお伝えしました。その時その方が、「リハビリなんて・・・お前にこの苦しみは分かるものか!」と囁くようにおっしゃったそうです。
その方にとって、筋力をつけるために動く事がリハビリで、今の苦しみを少しでも軽くすることがリハビリなのだとは思わなかったのでしょう。肺気腫の苦しみは確かに、その病の方にしか分からないでしょう。でも私達リハビリスタッフは、知識を付けそしてその病の方のたくさんの方から話しを伺い、そのことによりあなたの苦しみを分かる努力をしています。そして想像する事が出来ます。そんな私たちのリハビリは、苦しみを少しでも少なくするリハビリなのです。と説明し、受け入れて頂いたそうです。
私も、痛みは分からないだろう、何かを頑張る事は大変になるよ。年をとればわかるよ。と言われます。
私も最近は 第二のお年頃になり少しはわかるようになった気がします。(多感で涙もろくなり また老眼にもなりました。こんなに数字がみえないなんて・・・)でも まだまだです。利用者様の気持ちがわかるように努力し、良い人生を送るお手伝いを少しでもさせて頂きたい。そう感じて研修から帰宅した私でした
誰もが願う笑って暮らしたい。好きな事をして暮らしたい。忘れずに・・・