こんにちは。精神保健福祉士の栗原です。
久喜すずのき病院 認知症疾患医療センターの連携協議会が今週始めに開催されました。
先生の講義と久喜市の認知症初期集中支援チームの紹介を行ないました。
初期集中支援チームの「初期」とは、「認知症の初期」ではなく、「ファーストタッチ」のことです。
認知症は早期治療・早期発見が大切であるといわれています。
早い段階から医療・介護に繋がっていることで、支援の準備や周囲の方たちの心の準備をしっかりと整えることが出来るからです。
また、本人の意思を早い段階から聞いておくことで、症状が進んでしまったときのサポートの道しるべになることもあります。
こうした「本人の意思決定」は、認知症の方だけでなく、精神疾患の方にとっても重要なテーマです。
研修会でも意思決定支援について学び、考える機会が多くなっています。
みなさんは、どんな生活を送りたいですか。
どんなことをしてみたいですか。
精神保健福祉士として、みなさんの声に寄り添いながらサポートしていけるよう、頑張りたいと思います。