こんにちは、介護保険室です。
キラキラと輝く田んぼを見ながら、毎日のように訪問のため、車で移動しています。
毎年変わらぬ風景ですが、とても新鮮な気持ちになります。
5月12日 久喜すずのき病院にて、 ケアマネ対象の研修会が開催されました。
今回のテーマは
『認知症の方と介護する家族の心理』
講師は、若杉心理士でした。
講義後、交流会が行われ講義の感想や日頃の仕事についての悩みなどを話し各グループで 色々な意見が出たようでした。
今回の講義は、 心理の方が講師という事で大変興味深い内容でした。
色々な文献が紹介され、その内容に触れ、感じる所が多くありとても勉強になりました。その中の一部を・・・・
うたこ
だんだん
ばかになる
どうかたすけて
母はそう言って私にすがりつく
だれが
この病を
老年痴呆となづけたのか
かつて私は
こんなに賢いさけびをきいたことがない
私は
母のまねをしてすがりつく
池田和彦「母の詩集」より
この詩を紹介いただいて、情景を浮かべ、認知症の方の気持ちや家族の気持ちを想像し、「こころ」を感じた私でした。