介護保険室

こんにちは 介護保険室です。
めっきり寒くなりましたが、風邪などひいていませんか?
今回は少し困った住宅改修についてお話します。
介護保険では要支援、要介護が出ている方は、介護度に関係なく次のような住宅改修を行うことができます。
①手すりの設置
②床の段差解消
③滑り防止の床面、通路面の材料の変更
④引き戸への変更
⑤洋式便座への変更など
20万円までの工事を1割負担で行えます。
詳しい事はケアマネジャーに相談しましょう。
勝手に工事を進めるとお金が支給されませんので要注意!!
基本の話はここまでにし、義父の行った住宅改修についてお話します。
義父は現在要介護2。変形性膝関節症で杖は手放せません。
久々に訪問した所、介護保険で住宅改修をしたとの事でした。
玄関先には少し急なスロープに手すりが設置してありました。
なぜスロープなのだろう?と思う中、義父を見てビックリです。
摑まるところもないスロープの隣の昔からの階段を杖を付きながらやっと上がっているではありませんか。楽になるはずの住宅改修が・・・。
なぜスロープが付いたのかは義父には聞いていません。
自分が車椅子になった時の事を考えて希望したのかもしれません。
改修が本当に必要なのか必要でないかを判断して、ご本人と調整していくことがケアマネの役目ではないでしょうか。
今はできる限りスロープを使わないで生活してほしいと思う今日この頃です。