『認知症専門相談センター』より。

記録的寒波の影響で、最近気候に関するニュースを耳にすることが多いですね。
大雪、農作物への影響、乾燥による火災や感染症の流行・・・。
認知症専門相談センターには、高齢者の方の相談が多く寄せられる為、インフルエンザやノロウィルス等のニュースには、敏感にならざるを得ません。
また各種メディアでは、病気や健康に関する情報が取り上げられることも多く、「~に効果がある・・・」といった商品が品切れになったり、健康を意識したレシピ本が飛ぶように売れる等、その関心の高さを実感します。
先日、「認知症は知っていましたが、今までどこか他人事のような気がしていました。自分の家族が認知症になって初めて、病気や治療・サービスについて理解が深まり、その苦労が分かりました」と、おっしゃるご家族様がいました。
また別のご家族様は、「専門の医師に『認知症』と診断されて初めて、『これが認知症の症状だったのか・・・』と思いました」と、話していました。
認知症という病名は知っていても、どのような症状や特徴があるのか、治療方法や利用できる制度にはどんなものがあるのか、「詳しいことはよく分からない」という方、まだまだ多いのかも知れません。
普段生活する中で、ご家族に対して「おや?様子がおかしいな」「どうも今までと、様子が違うな」と感じた際、いきなり受診するのは正直不安だったり、とても勇気がいると感じる方もおられると思います。
そんな「?」を感じたら、まずは一度ご連絡下さい。当センターがお役に立ちます。
その電話1本が、認知症治療の第一歩になるかも知れません。