当院の理念
当院では、訪れた患者様の「心と身体」、「疾病と日常」を分離することなく
人間をトータルにとらえた治療とリハビリテーションを第一の目的としています。
院長挨拶
当院は、1988年に埼玉県久喜市に開院して以来、訪れた患者様の「心と身体」・「疾病と日常」を分離することなく人間をトータルにとらえた治療とリハビリテーションを第一の目的として、地域に根差した精神科医療を行っております。また、社会から隔離しない精神科、心療内科を目指し、できるだけ開放的な雰囲気の中での治療を心がけています。
外来治療においては、気分障害や統合失調症などの幅広い精神・神経疾患の治療を行っております。
また、当院は県から指定された認知症疾患医療センターを持ち、認知症の拠点病院として早期診断や鑑別診断、認知症に伴う問題行動の治療を行っております。
入院治療においては、24時間365日の受け入れが可能である精神科救急病床を248床持ち、精神疾患に対して迅速で手厚い医療提供が可能です。また、当院は埼玉県の精神合併症患者連携体制整備事業にも参加しており、精神疾患を抱えた多くの身体合併症患者様の入院の受け入れも行っております。
退院後にはデイケアや訪問看護などの治療プログラムが充実しているため、患者様は発症から慢性期に至るまで、切れ目のない継続した医療を受けることが可能です。このため、長期入院の弊害が指摘される精神医療において、当院は全国でもトップクラスの早期治療・早期退院を実現しております。
当院は教育活動にも全力で取り組んでおります。
精神神経学会の精神科専門研修プログラムの基幹施設となっており、精神科指定医のみでなく精神科専門医指導医の育成も行っております。
患者様とそのご家族様の良き支援者となれるよう、わたくしどもはチーム医療を意識し、日々研鑚を怠ることなく精進してまいります。
院長 島﨑 正次
基本方針
当院では、訪れた患者様の「心と身体」・「疾病と日常」を分離することなく人間をトータルにとらえた治療とリハビリテーションを第一の目的としています。
1988年12月に開院して以来、幅広い年齢層を対象に、あらゆる精神・神経疾患の治療を行ってきました。
入院治療においては、社会から隔離しない、精神科医療を目指し、できるだけ開放的な雰囲気の中での治療を心がけています。
退院後にそれぞれの場所に無理なく復帰していただけるよう心身両面にわたる個別の治療プログラムを実施しており、長期入院の弊害が指摘される精神医療において、全国でもトップクラスの早期治療・早期退院を実現しております。
今後もその目的を果たすために、充実したマンパワーによる継続したケア・システムを完備し、地域医療に貢献していきたいと考えています。
施設概要
名称 | 医療法人大壮会 久喜すずのき病院 |
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所在地 | 〒346-0024埼玉県久喜市北青柳1366-1 |
電話番号 | 0480-23ー6540 |
FAX | 0480-23-8779 |
理事長 | 鈴木 健夫 |
院長 | 島﨑正次 |
副院長 | 島田 秀穗 /佐藤 聡 |
開設日 | 1988年12月 |
病床数 | 442床 |
診療科目 | 心療内科 精神神経科精神科脳神経内科 |
沿革
医療法人大壮会の沿革
昭和63年12月1日 | A棟完成・開院(149床・2病棟) |
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平成4年4月 | B棟を建設、84床増床し233床(4病棟)になる 基準看護取得 |
平成5年 | 精神科作業療法施設基準取得 |
平成6年 | D(デイケア)棟建設 精神科デイケア(大規模)施設基準取得 |
平成7年 | 医療法人『大壮会』設立 C棟建設、100床増床し333床になる 精神療養病棟(Ⅰ)の施設基準取得・重度認知症デイケア施設基準取得 |
平成9年 | E棟建設・老人デイケア施設基準取得 |
平成11年 | 浦和すずのきクリニック開設 |
平成12年 | 介護保険事業開始・『グループホームリンリンホー』開設 |
平成13年 | 大宮すずのきクリニック・福祉ホームベルモッキー 地域生活支援センターベルベール・グループホーム風鈴荘開設 |
平成14年 | 草加地域支援センタースズナリ・グループホームベルハウス開設(現在は閉鎖) |
平成15年 | 草加すずのきクリニック開設・さいたま市地域生活支援センターベルベッキオ開設 |
平成16年 | 精神科急性期治療病棟施設基準取得 |
平成17年 | すずのきメンタルケアクリニック開設 |
平成18年 | F棟建設、120床増床し442床になる |
平成21年5月 | 精神科救急入院料(スーパー救急・C1病棟)施設基準取得 |
平成22年7月 | 精神科救急入院料(高齢者スーパー救急・F2病棟)施設基準取得 |
平成23年7月 | すずのきメンタルケアクリニック建設工事開始 |
平成24年3月 | すずのきメンタルケアクリニック移転 旧メンタルクリニック改修工事開始 |
平成24年3月 | F1病棟改修工事開始 |
平成24年12月 | F1病棟 精神科救急入院料(スーパー救急病棟)施設基準取得 |
平成25年2月 | A2・A3病棟改修工事開始 |
平成25年10月 | A2・精神科救急入院料(スーパー救急病棟) A3病棟精神療養病棟 |
平成26年10月 | 新座すずのきクリニック開院 |
平成27年4月 | C1病棟4床増床(B1病棟4床減)スーパー救急病床212床になる |
平成29年11月 | G棟建築工事開始 |
平成30年7月 | G棟竣工・G2病棟開設 |
令和3年6月 | F3病棟 認知症治療病棟入院料 |
施設基準等一覧
基本診療料
- 精神科救急急性期医療入院料1
- 精神科応急入院施設管理加算
- 精神療養病棟入院料
- 精神病棟入院時医学管理加算
- 認知症治療病棟入院料1
- 精神科身体合併症管理加算
- 精神科救急医療体制加算3
- 精神科急性期医師配置加算1
特掲診療料
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CT撮影
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精神科作業療法
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精神科ショート・ケア(大規模)
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精神科デイ・ケア(大規模)
-
精神科ナイト・ケア(大規模)
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精神科デイ・ナイト・ケア(大規模)
-
重度認知症デイケア料
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医療保護入院診療料
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抗精神病特定薬剤治療指導管理料
-
ハイリスク妊産婦連携指導料2
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認知療法・認知行動療法1
-
こころの連携指導料(Ⅱ)
入院時食事療養
- 入院時食事療養(Ⅰ)
病棟ごとの施設基準
病棟 | 施設基準 | 病床数 |
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A2病棟 | 精神科救急病棟 | 36床 |
A3病棟 | 精神科救急病棟 | 36床 |
B病棟 | 精神科療養病棟 | 31床 |
C1病棟 | 精神科救急病棟 | 56床 |
C2病棟 | 精神科療養病棟 | 53床 |
F1病棟 | 精神科救急病棟 | 60床 |
F2病棟 | 精神科救急病棟 | 60床 |
F3病棟 | 認知症治療病棟 | 60床 |
G病棟 | 精神科療養病棟 | 50床 |
承認施設
- 精神科救急医療施設
- 精神保健福祉法に基づく指定病院
- 精神保健福祉法に基づく応急入院指定病院
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- 心神喪失者医療観察法に基づく指定通院医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 難病指定医療機関
- 埼玉県精神合併症患者連携体制整備事業参加施設
- 埼玉県災害派遣精神医療チーム(埼玉DPAT)を構成する医療機関
- 臨床研修指定病院(協力型)
- 日本精神神経学会精神科専門医制度研修施設
- 日本専門医機構専門医制度精神科領域専門研修プログラム認定施設
- CPMS(クロザリル患者モニタリングサービス)登録医療機関
- 埼玉県認知症疾患医療センター
関連施設
- 医療法人社団ユーアイエメリー会 すずのきメンタルケアクリニック
- 医療法人社団ユーアイエメリー会 草加すずのきクリニック
- 医療法人社団ユーアイエメリー会 浦和すずのきクリニック
- 医療法人社団ユーアイエメリー会 大宮すずのきクリニック
- 医療法人社団ユーアイエメリー会 新座すずのきクリニック
連携施設
- 東京女子医科大学病院
- 日本私立学校振興・共済事業団 東京臨海病院
研修会や広報活動について
精神科疾患における医療相談窓口/関係機関との研修会(専門機関向け)
地域連携室では関係機関からの精神科疾患に関する、医療相談を受付けております。
各ライフステージ見られる代表的な精神科疾患のご相談から、治療に関する情報のご提供まで、現場の専門スタッフが対応いたします。
また、地域の精神保健・医療・福祉の連携を図るため、関係機関との定期的な研修会、勉強会なども企画いたします。
(例:思春期、母親の妊娠・出産後、母子関係、家族関係、中年期、老年期などに見られる、さまざまな精神的な問題に対する相談・研修)
精神科医療の普及・啓発に向けた広報活動(一般向け)
講演会への講師派遣、関係機関への専門家派遣(出張研修会、出張プログラム)など、必要に応じてコーディネートいたします。
地域連携室に対する、ご質問・ご意見・ご提案など、何でもお気軽にお申し出ください。